〔トピックス〕犬も輸血するの?

友人の家で飼われている13歳のミックス犬が体調を崩して病院へ。どうやら膵炎とのことで入院することに。その後の様子がフェイスブックで報告されていましたが、翌日飼い主がお見舞いに行くと体調が悪いのか、より一層だるい様子。そこで血液検査をしてもらったところ、極度の貧血状態だったそうです。そのため、急遽輸血をしたとの報告がありました。結局、輸血のおかげなのか、その後、体調は回復して無事に退院することができたそうです。

 

この話を聞いて、「犬も貧血の場合に輸血をするんだあ」と思うと同時に、血液はどのように調達されるのか気になり、知らべてみました。人間のように血液をストックしておく血液バンクはないそうです。そこで、病院によっては、供血犬と呼ばれる輸血が必要になった際に血液を提供するために犬を飼う、血液ドナー登録をしてもらって血液の提供を受けるなどで対応しているそうです。血液ドナー登録ができる犬は、1歳~7、8歳までの若くて中型犬以上の体重(病院によって異なるが10キロ以上)の犬であることが必要なので、おちよさんは年齢、体重(13歳、6.2キロ)ともにドナー登録はできませんね。年齢、体重以外にも、予防接種済みであることなどいくつかの条件がありますので、そうした条件は病院ごとに異なるので、病院に直接確認することが必要です。本サイトの看板犬おちよさんもいつか輸血が必要になることがあるかもしれないので、輸血に対応してもらえるのかどうか、今度かかりつけの病院で確認しておこうと思います。

 

おちよさん
犬や猫も、人と同じように輸血が必要になることがあるのよ。その時に必要な血液を提供するために動物病院で飼われているのが「供血犬」であり、「供血猫」なんだって。感謝!感謝!